霧島市 史跡巡り 高城の昔を語る会
「霧島市史跡巡り」行程・高城の昔を語る会
高城郷土資料館発 ⇒ 霧島神宮 ⇒ 桂久武・桂内集落跡地 ⇒ 嘉例川駅 ⇒ 坂本竜馬・塩浸温泉 ⇒ 和気神社 ⇒ 霧島神宮 ⇒ 高城着
桂久武を祀る「豊受神社」
桂久武は明治4年11月、都城県の参事(今の県知事)になった人。その方針の中に「学業を奨励して人材を育成する」と、あることから、都城市教育委員会は、2月18日を「都城教育の日」と定めている。
久武は、参事を終えふるさとに帰郷後、霧島神宮南側山麓の開拓に尽力し「桂内集落」と呼ばれる広大な土地の形成にあたった。その桂久武を祀る「豊受神社」。
嘉例川駅
霧島市隼人町嘉例川にある肥薩線の駅。明治36年に開業した当時のままの姿を残し、鹿児島県内で最も古い木造の駅舎。今年119年を迎えている。平成18年に「登録有形文化財」に指定。
和気神社
鹿児島藩11代藩主島津斉彬が日向の国・大隅国を視察した折に「和気公」の遺跡調査を行わせた。この結果、この地が和気公の配流地であったことが確定した。この地に和気神社が鎮座したのは、昭和21年、3月(復活)である。
霧島神宮
中世から藩政時代にかけて「島津氏」の崇敬を受けた。今の社殿も島津氏の寄進によるものである。令和3年11月19日の国の文化財審議会分科会において、これまでの国の重要文化財であった社殿の内「本殿・幣殿・拝殿に附けたりとして棟札2面」を国宝に指定されるよう答申され、令和4年2月9日、正式に国宝に指定された。
高城の昔を語る会は、毎年秋に高城近郊の歴史や史跡を巡る研修会を行なっており、今回は霧島市でした。
普段、何気なく訪れる近くの史跡ですが、地域とともに生きてきた歴史を持つ貴重なものである、と受け止めました。
2022-10-25 by
関連記事